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加圧トレーニング用語集

50音順索引

あ行

アクアビクス

アクアビクス(英:Aqua aerobics)は水中で音楽に合わせて行うフィットネス運動。プールにおいて、しばしばインストラクターのリードにしたがって複数の参加者が運動するグループエクササイズ形式で行われる。広義には水中でのウォーキングやジョギングも含まれる。

アクアビクスとは、アクア(水)とエアロビクス(有酸素運動)を合わせた和製英語である。水中で運動するため、重力による身体への負担が少なく故障が発生しにくい、水の抵抗を負荷とするため身体を速く動かすほど運動量が大きく増える、といった特徴がある。

滋賀県在住の平田恵子氏が考案し、1989年頃、スポーツクラブWell・Be水口にて通称平田教室として無償で教え始めたのがアクアビクスの始まりである。それを約1年間Well・Beのスタッフが観察した後、水中ウォーキングという名称で、当人に無断で有料プログラム化した。後に他のスポーツクラブが見学に訪れ、全国へと飛び火していった。平田教室の頃は、水中用のグローブを着けさせて水の抵抗を大きくする等の工夫も見られた。

アスパラギン酸

アスパラギン酸(アスパラギンさん、aspartic acid)とは、アミノ酸のひとつで、2-アミノブタン二酸のこと。示性式は HOOCCH2CH(COOH)NH2)。略号は D あるいは Asp。アスパラギンの加水分解物から単離され、由来とその構造からこの名がついた。
酸性極性側鎖アミノ酸に分類される。蛋白質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。グリコーゲン生産性を持つ。

アセロラ

西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが原産とされる常緑低木で、鮮やかな赤色の果皮のサクランボに似た果実を食用とする。葉は全縁(鋸葉がない)で、長さ10cm程度。果実の形からバルバドスサクラ(Barbados Cherry)の別名があるが、先述の通りバラ科のサクラとは類縁関係にない。果実はビタミンCを豊富に含み、清涼飲料水、ジャム、ゼリーなどに加工される。日本ではニチレイにより紹介され普及した。なお、ブラジルでも飲料にされることも多く、アセロラそのものの風味を強く感じることができる。しかし日本の関連飲料などはかなり希釈されておりアセロラ自体の味はあまりしない。
プエルトリコでは、アセロラは重宝されており、国外に持ち出される場合には、特別な手続きが必要である。

アドレナリン

アドレナリン (adrenaline) (英名:アドレナリン、米名:エピネフリン、IUPAC組織名:4-[1-ヒドロキシ-2-(メチルアミノ)エチル]ベンゼン-1,2-ジオール)とは、副腎髄質より分泌されるホルモンであり、また、神経節や脳神経系における神経伝達物質でもある。分子式はC9H13NO3。

ストレス反応の中心的役割を果たし、血中に放出されると心拍数や血圧を上げ、瞳孔を開きブドウ糖の血中濃度(血糖値)を上げる作用などがある。

アミノ酸

アミノ酸(-さん、Amino acid)とは、広義には(特に化学の分野では)、アミノ基とカルボキシル基の両方の官能基を持つ有機化合物の総称である。
一方、狭義には(特に生化学の分野やその他より一般的な場合には)、生体のタンパク質の構成ユニットとなる「α-アミノ酸」を指す。分子生物学など、生体分子をあつかう生命科学分野においては、遺伝暗号表に含まれるプロリン(イミノ酸に分類される)を、便宜上アミノ酸に含めることが多い。
動物が体内で合成できないアミノ酸を、その種にとっての必須アミノ酸と呼ぶ。必須アミノ酸は動物種によって異なる。
栄養素としてはもとより重要であるが、近年(2006年現在)はアミノ酸を含有する補助食品が消費者に一種の健康ブームを引き起こしており、健康食品、飲料メーカーなどが盛んに新製品を出している。しかし一般的な食生活を送る日本人はタンパク質由来のアミノ酸を充分に摂取している場合が多く、特別な場合を除きさらなる摂取が有効かは議論がある。

アルギニン

アルギニン (arginine) は天然に存在するアミノ酸のひとつ。5-グアニジノ-2-アミノペンタン酸(5-グアニジノ-2-アミノ吉草酸)のこと。略号は R あるいは Arg。示性式 (H2NC(=NH)NHCH2CH2CH2CH(COOH)NH2) で表される。英発音に基づき、アージニンともいう。

アロマセラピー

アロマセラピーもしくはアロマテラピー(Aromatherapy)は、花や木など植物に由来する芳香成分(精油)を用いて、心身の健康や美容を増進する技術もしくは行為のこと。お香やフレグランス・キャンドルも含め、生活に自然の香りを取り入れてストレスを解消したり心身をリラックスさせることも、広義にアロマセラピーと呼ばれる。

アンチエイジング (抗老化医学)

抗老化医学(こうろうかいがく、Anti-Aging Medicine)とは積極的予防医学である。その根底は検査診断学・従来医学を含む。範囲は、一般診療科目全部、運動生理学、栄養学+東洋医学、美容外科、美容皮膚科、エステ、アロマ、ハーブ、補助栄養学、代替補完医学、音楽芸術など多岐にわたる。すなわち、抗老化医学とは医学・及び周辺科学をも含む究極の集学的医学で、人間の本来の姿、本来の寿命、至適な状態に心身ともに持ってゆく事を目的とする医学である。

硫黄

硫黄(いおう、米: Sulfur, 英: Sulphur)は原子番号16の元素。元素記号はS。酸素族元素の1つ。多くの同素体や結晶多形が存在し、融点、密度はそれぞれ異なる。沸点444.674℃。

イオン

イオン(ion, 発音記号 áiən)は、原子あるいは分子が、電子を授受することによって電荷を持ったものをいう。電離層などのプラズマ、電解質の水溶液、イオン結晶などのイオン結合性を持つ物質内などに存在する。

インシュリン

インスリン(インシュリン、insulin)は、すい臓に存在するランゲルハンス島(膵島)のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種。名前はラテン語の insula (島)に由来する。21アミノ酸残基のA鎖と、30アミノ酸残基のB鎖が2つのジスルフィド結合を介してつながったもの。C-ペプチドは、インスリン生成の際、プロインスリンから切り放された部分を指す。
インスリンの立体構造モデル生理作用としては、主として炭水化物の代謝を調整する。骨格筋におけるぶどう糖、アミノ酸、カリウムの取り込み促進とタンパク質合成の促進、肝臓における糖新生の抑制、グリコーゲンの合成促進・分解抑制、脂肪組織における糖の取り込みと利用促進、脂肪の合成促進・分解抑制など。全体として異化を抑制して各種貯蔵物質の新生を促進する傾向にある。腎尿細管におけるNa再吸収促進作用もある。
インスリンは血糖値の恒常性維持に重要なホルモンである。血糖値を低下させるため、糖尿病の治療にも用いられている。逆にインスリンの分泌は血糖値の上昇に依存する。
従前は「インシュリン」という表記が医学や生物学などの専門分野でも正式なものとして採用されていたが、2006年現在はこれらの専門分野においては「インスリン」という表記が用いられている。一般にはインスリンとインシュリンの両方の表記がともに頻用されている。

イソフラボン

イソフラボン (isoflavone) はフラボノイドの一種。狭義では分子式 C15H10O2、分子量 222.24 の有機化合物のひとつ、3-フェニルクロモン (3-phenylchromone) を指し、広義には後述のイソフラボン類に属する誘導体をイソフラボンと称する。狭義のイソフラボンは生物では検出されない。生物ではフラバノンの異性化反応によって 5,7,3'-トリヒドロキシフラボンが作られ、多くは配糖体として蓄えられる。

イソロイシン

イソロイシン (isoleucine) はアミノ酸の一種で2-アミノ-3-メチルペンタン酸(2-アミノ-3-メチル吉草酸)のこと。側鎖に sec-ブチル基を持つ。略号は Ile または I。ロイシンの構造異性体である。「アイソリューシン」と英語読みで音訳される。
疎水性アミノ酸に分類される。蛋白質構成アミノ酸の1つで、必須アミノ酸である。糖原性・ケト原性を持つ。

ウエイトリフティング

重量挙げ(じゅうりょうあげ)は、バーベルを持ち上げ、その重さを競うスポーツ。ウエイトリフティング(Weightlifting)とも呼ぶ。

ウェイトトレーニング

ウエイトトレーニング(英:weight training)は、バーベル、ダンベル、マシンまたは自重などを使い筋肉に負荷をかけ体を鍛えるトレーニング。主に筋力の増大、またはそれに伴う筋肉の増量などを目的とするトレーニングの総称。広義には自重を利用したトレーニングもウエイトトレーニングに含まれると考えるべきだが、一般の通念上ではバーベルやダンベル、専用のトレーニングマシンを使用したトレーニングと認識されている場合が多い。本稿では、その認識に基づき説明される。

ウォーキング

ウォーキングとは、歩く事を目的とした運動である。
一般的な散歩などとは区別される事が多いが、日本では健康ブームに乗って、日本スリーデーマーチに代表されるようなハイキング感覚の歩け歩け大会が各地で開催されている。海外では長距離を歩き、自己の限界に挑戦する過酷なスポーツとして有名である。

エストロゲン

エストロゲン(英Estrogen)は、ステロイドホルモンの一種。
一般に卵胞ホルモン、または女性ホルモンとも呼ばれる。

オリゴ糖

オリゴ糖(オリゴとう、oligosaccharide)とは、単糖類同士がグリコシド結合によって結合した化合物の中で、多糖類というほどは分子量が大きくないもののことを指す。
オリゴはギリシア語で少ないを意味する語であることから、少糖類(しょうとうるい)と呼ぶこともある。砂糖や麦芽糖などもオリゴ糖の仲間である。オリゴ糖の定義は世界共通ではなく、二糖類もオリゴ糖に含まれるが、実際には3量体以上の糖類が結合しているものをオリゴ糖と称することが多い。上限については幅があり、6から20量体以上の糖類が結合しているものが含まれる。

か行

過食症

神経性大食症(しんけいせいたいしょくしょう、Bulimia nervosa、BN)とは一気にものを食べる摂食障害のうち、それに対する代償行為を行うもののことを言う。過食症とも言われる。この場合激しく飲食した後に、嘔吐、下剤・利尿剤・薬物・過度の運動・絶食による代償行為を行う。なお、代償行為を行わないものはむちゃ食い障害と言う。最悪の場合自己嫌悪から自殺を図る事もあり、その確率は拒食症のそれよりも高い。ジェラルド・ラッセル教授によって1979年に提唱され、1980年の米国精神医学会によって摂食障害として承認された。
神経性大食症の人は代償行為を行う場合もあるため、必ずしも肥満しているわけではない。大半は嘔吐や後の絶食・ダイエットなどで体重を保っている。(なお、過食の後に下剤を服用するBNも多いが、下剤や浣腸では食物の吸収を防ぐことはできない。)過食症という名称から誤解されることも多いが、この症状の根底には無理なダイエットに関する考え方がある事が多い。種類としては排出型と非排出型がある。排出型によく見られる自己誘発性嘔吐といった症状は拒食症患者の中にも見られるものである。非排出型の場合、その後で絶食や過度の運動を行う。
虐待を受けなければ過食症は起こりにくいという話がある[1]。このため「日本では虐待が少ないから大丈夫」などという声もあったが、現実には多く存在している。近年、虐待の発覚数が増えてきたため、日本でも状況は似たようなものだったと近年は認識が変わりつつある。なお、虐待を受けた人や配偶者とのトラブルを抱えた人がこの症状に走ることが多いのは、不足した愛情を食べることで無理矢理補償しているからではないかと言われている。

肩関節

肩関節(かたかんせつ)は、肩にある関節。一般的には肩甲上腕関節(第一肩関節)の事を指し、これを狭義の肩関節という。広義の肩関節は5つの関節(文献によっては3つの場合もある)で構成されており、肩複合体と呼ばれることもある。

カリウム

カリウム(羅Kalium 独Kalium 英Potassium 中鉀)は原子番号19の元素。元素記号はK。アルカリ金属の一つで、典型元素である。医薬学や栄養学などの分野では英語のポタシウム(ポタッシウム)が使われることもある。加里(カリ)ということもある。生物にとっての必須元素の一つ。植物の生育にも欠かせないため、肥料3要素の一つにも数えられる。

カルニチン

カルニチン(carnitine)とは、生体の脂質代謝に関与するヒドロキシアミノ酸。
立体異性体のうち L-カルニチンのみが生体では利用される。以下は特に断らない限りL体について記述する。分子式は C7H15NO3、分子量 161.20、CAS登録番号(L体)541-15-1
肉食により補給されるが、L-カルニチンはアミノ酸の L-リシンと L-メチオニンから生合成されるので、成長期あるいは出産期以外には特に補給する必要はない。食肉の中では、ヒツジ肉やカツオ肉に比較的豊富に含まれる。
脂肪酸はミトコンドリア膜を通過する前に酵素カルニチンアシルトランスフェラーゼの作用により細胞質内のアシルCoAがアシルカルニチンへと変換されてから、ミトコンドリアマトリックス内へと膜を通過する。その後ミトコンドリア内において再びカルニチンアシルトランスフェラーゼの作用により、アシル CoAが再生される。脂質代謝の補因子であるためかつてはビタミンBT と呼ばれたが、現在ではこの呼称はほとんど用いられていない。
近年は脂質代謝に関与することからダイエット用サプリメントとして注目を浴びている。もともと体内で造られている微量成分だが、加齢の問題や現代の多忙な生活の中で、不足しがちになると言われる。男性より女性に不足する傾向があり、肥満体型の人も不足傾向にある。アメリカの研究では1日500ミリグラム程度の L-カルニチンが必要だとされている。

カロテノイド

カロテノイド (carotenoid) は天然に存在する色素で、化学式 C40H56 の基本構造を持つ化合物の誘導体をいい、カロチノイドともいう。テルペノイドの一種で、テトラテルペンに分類される。炭素と水素のみでできているものはカロテン (carotene) 類、それ以外のものを含むものはキサントフィル (xanthophyll) 類という。カロテンやキサントフィルは二重結合を多く含むので抗酸化作用が大きく、植物では酸素が多く発生する場所に多く存在する。極性溶媒に溶けにくく、非極性溶媒に溶ける。したがって、脂肪とともに摂取すると効率的である。なお、カロテンは動物に吸収されるとビタミンAとなる。

カロリー

カロリー(calorie, 記号:cal)は、熱量の単位である。「カロリー」という言葉は、ラテン語で「熱」を意味する""calor""に由来する。1999年10月以降、日本の計量法では栄養学や生物学に関する事項の計量以外でのカロリーの使用が禁止されている。

かつては広く用いられていたが、1948年の国際度量衡総会(CGPM)で、カロリーはできるだけ使用せず、もし使用する場合にはジュール(J)の値を併記することと決議された。よって国際単位系(SI)においては、カロリーは併用単位にもなっていない。

カロリー

カロリー(calorie, 記号:cal)は、熱量の単位である。「カロリー」という言葉は、ラテン語で「熱」を意味する""calor""に由来する。1999年10月以降、日本の計量法では栄養学や生物学に関する事項の計量以外でのカロリーの使用が禁止されている。

かつては広く用いられていたが、1948年の国際度量衡総会(CGPM)で、カロリーはできるだけ使用せず、もし使用する場合にはジュール(J)の値を併記することと決議された。よって国際単位系(SI)においては、カロリーは併用単位にもなっていない

かぶれ

接触皮膚炎(せっしょくひふえん)は、急性皮膚疾患の一つ。かぶれと俗称で呼ばれる。

カプサイシン

カプサイシン (capsaicin) はアルカロイドのうちカプサイシノイドと呼ばれる化合物のひとつ。唐辛子の辛味をもたらす主成分で、辛味の指標であるスコヴィル値における基準物質。
脂溶性の無色の結晶で、アルコールには溶けやすいが冷水にはほとんど溶けない。摂取すると受容体活性化チャネルのひとつであるTRPV1を刺激し、実際に温度が上昇しないものの激しい発熱感をひきおこす。この機構はメントールによる冷刺激と同様である[1]。また、痛覚神経を刺激し、局所刺激作用あるいは辛味を感じさせる。体内に吸収されたカプサイシンは、脳に運ばれて内臓感覚神経に働き、副腎のアドレナリンの分泌を活発にさせ、発汗及び強心作用を促す。
催涙スプレーの成分にされ、浴びると皮膚や粘膜がひりひりとした痛みを感じたり、咳や涙が止まらなくなったりする。
ワサビ、カラシの辛み成分アリルイソチオシアネートとは風味が異なる。韓国など唐辛子を多食する地域の出身者でも、ワサビの辛さを苦手とする人は多い。

ガルシニア

ガルシニアとはガルシニアカンボジアと言うオトギリソウ科の植物の果実成分の由来物である。食欲を調整し脂肪合成を抑制するとされる。しかし、ラット試験において多量摂取による有害性が確認されており、摂取には注意が必要である。

γ-オリザノール

γ-オリザノール(ガンマ-オリザノール、英名:γ-oryzanol)とは、米糠の脂質に含有される、フェルラ酸とステロールとが縮合したエステル類の総称である。CAS登録番号は [11042-64-1]、無色~淡黄色の粉末。成分として、オリザノールA(CAS登録番号 [21238-33-5])、オリザノールC(同 [469-36-3])などを含む。
米糠に特有の成分である。コレステロールの吸収を抑える作用、更年期障害などの不定愁訴に効用があるとして医薬品として用いられる。また、紫外線防止のために化粧品に用いられる。

基礎代謝

基礎代謝(きそたいしゃ)は、何もせずじっとしていても、生命活動を維持するために生体で自動的に(生理的に)行われている活動でエネルギーを必要とする。相当するエネルギー量(熱量)は、成長期が終了して代謝が安定した一般成人で、一日に女性で約1200、男性で約1500キロカロリー(kcal)とされている。
消費量は筋肉が最も多い。したがって、筋肉量の多い人が基礎代謝量が大きいと言える。 一般に老化が進むにつれ筋肉量は減少していくため、同時に基礎代謝量も減少していく。
年齢・性別毎の標準的な一日あたりの基礎代謝量は基礎代謝基準値×体重で求めることができる。

キトサン

キトサン (chitosan) とは、多糖類の一種で、ポリ-β1→4-グルコサミンのこと。直鎖型の多糖類でグルコサミンの 1,4-重合物。分子式は(C6H11NO4)n、CAS登録番号は[9012-76-4]である。

拒食症

神経性無食欲症(しんけいせいむしょくよくしょう、anorexia nervosa: AN)は精神疾患のうち、摂食障害の一種である。一般には拒食症(きょしょくしょう)とも言われる。若年層に好発し、ボディ・イメージの障害(「自分は太っている」と考えること)、食物摂取の不良または拒否、体重減少を特徴とする。神経性食欲不振症、神経性食思不振症とも言う。

筋力トレーニング

筋力トレーニングとは、ある骨格筋の筋力・筋持久力の維持向上を目的とした運動の総称。多くは目的の骨格筋に対して抵抗(resistance)をかけるものであり、レジスタンストレーニングとも呼ばれる。自重すなわち自分自身の体重を利用する、フリーウエイトと呼ばれる錘を利用するなど様々な方法トレーニング方法がある。これに対して近年、身体を不安定な状態に置きバランスをとるトレーニングが普及しつつある。バランスボール・ケトルベルが代表的な例である。

クエン酸

クエン酸(クエンさん、枸櫞酸、citric acid)は柑橘類などに含まれる有機化合物で、ヒドロキシ酸のひとつ。化学式C6H8O7、分子量は 192.13。CAS登録番号は [77-92-9](無水物)、[5949-29-1](一水和物)。カルボキシ基を 3個有する弱酸で、爽やかな酸味を持つことから食品添加物として多用される。

グリシン

グリシン (glycine) とは、アミノ酢酸のことで、タンパク質を構成するアミノ酸の中で最も単純な形を持つ。別名グリココル。糖原性を持つ。 示性式は H2NCH2COOH、不斉炭素を持たないため、生体を構成する α-アミノ酸の中では唯一 D-, L- の立体異性がない。非極性側鎖アミノ酸に分類される。
多くの種類の蛋白質ではグリシンはわずかしか含まれていないが、ゼラチンやエラスチンといった、動物性蛋白質のうちコラーゲンと呼ばれるものに多く(全体の3分の1くらい)含まれる。
1820年にフランス人化学者アンリ・ブラコノーによりゼラチンから単離された。 甘かったことからギリシャ語で甘いを意味する glykys に因んで glycocoll と名付けられ、 後に glycine に改名された。

肩甲骨

肩甲骨(けんこうこつ、 本来の用字は肩胛骨。「肩甲骨」は代用字)(英名shoulder blade)(羅名scapula、pl.scapulae)は、四肢動物の肩帯を構成する骨の一つである。
ヒトの肩甲骨は肩に一対あり、後方から肋骨を覆っている三角形状をした大型の骨である。

広背筋

広背筋(こうはいきん)は、背部の筋肉の棘腕筋のうち、下方に三角形をなす筋肉である。下位胸椎および腰椎の棘突起、腸骨稜、肩甲骨の下角を起始とし、下部から上外側方、上部から水平に外側方に向かって走り、上腕骨の上部小結節稜に付着する。
なお、一般的に「広背筋が発達している」などの文脈で用いられる場合の「広背筋」は、背中全体を指した「背筋群」の意味だと考えられる。事実、「懸垂(チンニング)では広背筋が鍛えられる」と良く表示されるが、鍛えられるのはむしろ大円筋などを中心とした背筋群である。もちろんチンニングによって広背筋も鍛えることは出来るが、広背筋のみを鍛える種目というのは存在しないと言って良い。
一般には「広背筋を鍛えるとパンチ力が増大する」という話があるが、これは俗説に近い。パンチ力の源となる(パンチを放ったときに一番負荷がかかる)筋肉は、ストレート系ならば三角筋・上腕三頭筋であり、フック系ならば上腕二頭筋・大胸筋などである。広背筋はどちらかといえばパンチの引きのスピードに関連していて、「押す」運動であるパンチ自体の威力には大した関連を持っていない。余談だが広背筋を鍛え、パンチ力を増大させると言われる「薪割り」のトレーニングなども、広背筋ではなく三角筋や上腕二頭筋を鍛えることでパンチ力の増大を図るものである。ただし、パンチを打てばその威力に応じた分手を減速させる必要があるので、パンチ力が強ければ強いほど広背筋は強い伸張性収縮を強いられる。したがって、「広背筋が強ければパンチ力が高い」とは言えないが「パンチ力が強ければ広背筋が発達する」と言う可能性はある。

骨格筋

骨格筋(こっかくきん、英:skeletal muscle)は動物の筋肉の一分類であり、骨格を動かす筋肉を指す。ここではヒトの骨格筋について記す。
骨格筋は組織学的には横紋筋であり、内臓筋が平滑筋であるのと対照をなしている。ただし浅頭筋などにみられる皮筋や、舌や咽頭のような内臓筋の一部も骨格を支えているわけではないが、骨格筋組織である横紋筋である

骨粗鬆症(骨粗しょう症)

骨粗鬆症(こつそしょうしょう、osteoporosis)とは、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状をいう。背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となる。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こるが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こす。骨折による痛みや障害はもちろん、大腿骨や股関節の骨折はいわゆる高齢者の寝たきりにつながり、生活の質 (QOL) を著しく低くする。骨粗鬆症は、中年以降に見られ、患者の8割は女性である。日本においては1000万人、アメリカ合衆国では3000万人に症状が現れていると考えられている。
骨は建築物に用いられる鉄骨などとは異なり、正常時は常に骨芽細胞と破骨細胞によって形成・吸収がバランスよく行われ、古い骨を壊し新しい骨を作り一定の量を保っている。高齢の女性においては性ホルモンの一種エストロゲンの産出量が閉経後に急速に低下する。エストロゲンには骨芽細胞の活動を高める作用があるため、閉経によって骨粗鬆症へと進みやすい。さらに女性は男性に比べてもともと骨量が少ないため、形成・吸収のバランスが崩れたときに、症状が表面化しやすい。

さ行

サイドレイズ

サイド・レイズ(side raise)はウエイトトレーニングの基本的種目の一つ。ダンベル、もしくはそれに類するものを両手に持ち、腕は伸展させたまま肩関節の力だけで首の高さまで挙上するもので、ショルダー・フライ(shoulder fly)とも呼ばれる。三角筋・僧帽筋の筋肥大を促し、筋力を高めることができる。

三角筋

三角筋(さんかくきん)は人間の上肢の筋。
三角筋の肩甲棘部は肩甲棘から、肩峰部は肩峰から、鎖骨部は鎖骨の外側部の1/3からそれぞれ起始し肩関節を覆う様に外下方へと走り上腕骨三角筋粗面に停止する。運動は肩関節を支点にして肩甲棘部が上腕を伸展・内転・外旋させ、肩峰部が上腕を外転させ、鎖骨部が上腕を屈曲・内転・内旋させる。支配神経は腕神経叢の腋窩神経レベルがC(4)・5・6である。

脂肪肝

脂肪肝(しぼうかん、fatty liverまたはsteatosis hepatis)とは、肝臓に脂肪が蓄積した状態を指す。原因としては、過栄養性の脂肪肝が最多であり、その他アルコール、薬剤、妊娠などがあげられる。

ジャンクフード

ジャンクフード(junk food)とは、エネルギー(カロリー)は高いが、他の栄養素であるビタミンやミネラルや食物繊維があまり含まれない食品のこと。「ジャンク」とは、「がらくた」・「屑」の意。
ファーストフードのハンバーガーやドーナツ、ポテトチップス・ポップコーンなどのスナック菓子全般に多い。 清涼飲料水には砂糖が重量の10%と大量に添加された飲み物も多く、こういった食品も典型的なジャンクフードである。
食感を通じた快楽や満腹感を目的とする食品が多く、少量でもカロリーが高いことから、摂りすぎによってこれまでは成人病の一傾向であった肥満や糖尿病などの若年化が生じ、生活習慣病の原因になるとされている。
1975年以降、日本で清涼飲料水とインスタント食品ばかりを食べる若年者が、栄養不足となり、特にビタミンB1が不足し脚気が続発した[1]。
イギリスでは、英国食品基準局(Food Standards Agency)は"Food promotion and children Action Plan 2004"に基づき子供向け広告の制限を勧告した。その結果16歳以下を対象としたテレビ番組について、脂肪・糖分・塩分を高度に含む食品の広告が禁止されている。アメリカでは2007年、マクドナルドやキャンベルスープ、ペプシコを含む11の大きな食品販売業者が、12歳以下の子どもに対する、一定の栄養の基準を満たさない食品の広告を、自主規制することに合意した。

上腕三頭筋

上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん、Triceps brachii )は人間の上肢の筋肉。腕を伸ばした時によく浮き出る筋肉である。
三頭の名の通り起始部が長頭と内側頭、外側頭に別れている。長頭は肩甲骨関節下結節から起こり、大円筋と小円筋の間を下行する。内側頭は腕骨の橈骨神経溝の下外側方から起こる。外側頭は上腕骨の橈骨神経溝の上外側方に接して線状に起こる。この3頭が合して、尺骨肘頭に停止する。
支配神経は腕神経叢の後神経束の枝である橈骨神経である。
作用としては肘の伸展を行う。長頭は上腕を伸展および内転する。伸展時には肘筋と共に協調して働くが、純粋に肘の伸展をする主動作筋は肘筋である。前腕伸展位の拮抗筋は上腕二頭筋となる。前腕の回内は円回内筋、方形回内筋などと協調して働く。
ボディビルなどで、上腕部のトレーニングを行う際には、つい上腕二頭筋(いわゆる力こぶ)ばかりに集中しやすいが、筋肉全体の太さだけで言えば上腕三頭筋の方が太いため、こちらを鍛える方が、より太い腕にする近道であるといえる。
犬の上腕三頭筋は上記の3頭と副頭の4頭から成る。

上腕二頭筋

上腕二頭筋(じょうわんにとうきん、biceps brachii )は人間の上肢の筋肉。腕を曲げた時によく浮き出る筋肉で通称力こぶと呼ばれている。しばしば上腕二頭筋を見せることは力強い男性のイメージを作り出し、アメリカンコミックのポパイやボディビルのポーズなどに良く見られる。
二頭の名の通り起始部が長頭と短頭に分かれている。長頭は肩甲骨関節上結節から起こり、上腕二頭筋長頭腱として関節包内を通り、大部分は橈骨粗面に停止する。一部は尺骨の前腕筋膜に停止する。短頭は肩甲骨烏口突起から起こり、停止部は長頭と同様である。
支配神経は腕神経叢の外側神経束の枝である筋皮神経である。
作用としては前腕の屈曲と回外(肘を90°で固定し手のひらを上に向ける動作)を行う。屈曲時には上腕筋、烏口腕筋などと共に協調して働くが、純粋に前腕の屈曲をする主動作筋は上腕筋である。前腕屈曲位の拮抗筋は上腕三頭筋となる。前腕の回外は回外筋、腕橈骨筋などと協調して働く。大部分のドアのノブや螺子が右回りに作られているのは前腕の回外時に出る力が上腕二頭筋によって回内時よりも力が出やすいためである。
上腕二頭筋全体を効率よく鍛える種目はダンベルカールやバーベルカール、短頭を鍛えるにはコンセントレーションカールやプリーチャーベンチカール、長頭ならインクラインカールやインクラインハンマーカールなどが効果的である。他にも、手と手を近づけた状態でのプッシュアップス(腕立て伏せ)や、ナローチンニング(懸垂)なども効果的である。

ジョギング

ジョギング(Jogging)とは、ゆっくりした速さで走ることである。陸上競技・長距離走や他のスポーツにおける持久力を高めるためのトレーニングとしてのジョギング、娯楽としてのジョギング、フィットネス、健康増進のための有酸素運動としてのジョギングなど、様々な目的で行われる。

ショルダープレス

ショルダー・プレス(shoulder press)は、ウエイトトレーニングの種目の一つ。ダンベルやバーベル等を持ち上へと持ち上げる運動で、上腕三頭筋・三角筋・僧帽筋の筋肥大・筋力上昇に大きな効果がある。肩こりの予防や治療にも効果があり、ダンベル体操などにも多く取り入れられる運動。フロントプレス、バックプレス、ミリタリープレス、アーノルドプレス等、さまざまなバリエーションが存在し、専用のエクササイズマシンなども存在する。

スクワット

スクワット (squat) はウエイトトレーニングの基本的な種目の一つ。直立した状態から膝関節の屈曲・伸展を繰り返す運動で、下半身、特に大腿四頭筋・下腿三頭筋・大臀筋・中臀筋などの筋力をアップさせるのに大きな効果を持つ。

ストレッチ

ストレッチ(英:stretch)は筋肉を良好な状態にする目的で筋肉を引っ張って伸ばす運動である。ストレッチング (stretching) とも呼ばれる。多くの場合、骨格筋の柔軟性を高め関節可動域を広げることを目的として行われるが、ストレッチはそのほかにもいろいろなメリットをもたらす。
なお、ここでいう筋肉とは骨格筋のことである。

スロートレーニング

スロートレーニングは筋肉トレーニング方法の一種。「スロトレ」とも呼ばれる。ゆっくりとした動作で筋肉に負荷をかける。例えば5kgのダンベルを2秒で上げ、10秒かけながらゆっくり下ろすなどの動作になる。
速い動作で重いものを持ち上げようとすると、全身の反動を使ってしまうことが多い。スロートレーニングでは鍛錬しようとする部位にじっくりと集中して負荷をかけ、その部位により確実に効かせようとする。
スロートレーニングは最初に遅筋を動員し、次いで中間筋、そして速筋のパワーを引き出す動作になっている。つまりこの動作によりすべての筋肉をバランスよく鍛えることができる。素早い動作のウエイトでは速筋のみが鍛えられるが他の筋肉の鍛錬が十分になされないため動作が逆に鈍くなることがある。
スロートレーニングの動作は一回当たりは時間をかけながら行うが、素早い動作でのウエイトほどの回数をこなす必要はなく、結果的には短時間でのトレーニングですむ。また、遅筋の鍛錬は基礎代謝率を上げ、体脂肪の燃焼に非常に効果的であるため、引き締まった身体を造るのに適している。

生活習慣病

生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう、英:lifestyle related disease,仏:maladie de comportement,独:Zivilisationskrankheit)とは、糖尿病・脂質異常症・高血圧・高尿酸血症など、生活習慣が発症原因に深く関与していると考えられている疾患の総称である。このような疾患と肥満を複合する状態を、医学的にメタボリックシンドロームと総称する。また、がん、脳血管疾患、心臓病の3大死因も生活習慣との関わりが強い。肥満はこれらの疾患になるリスクを上げる。
かつては加齢によって発病すると考えられたために成人病(せいじんびょう)と呼ばれたが、長年の生活習慣が深く関与していることが判明してきた。このため、1997年頃から予防できるという認識を醸成することを目的として導入されるようになった[1]。しかし、現在でも呼称として成人病センターや保険の成人病特約などのように広く残っている。成人病という概念は、昭和30年代に「主として、脳卒中、がん、心臓病などの40歳前後から死亡率が高くなり、しかも全死因の中でも上位を占め、 40~60歳くらいの働き盛りに多い疾病」として行政的に提唱されたものといわれる。がん、脳卒中、心臓病は「3大成人病」とされ、集団検診による早期発見、早期治療の体制が進められた。
しかし、生活習慣の激変により、成人していない子どもが糖尿病を発症するというようなケースが増えている。

成長ホルモン

成長ホルモン(growth hormone,GH)は脳下垂体前葉のGH分泌細胞 (somatotroph) から分泌されるホルモンである。ヒト成長ホルモンは特にhGH(human growth hormone)と呼ぶ。

セルライト(皮下脂肪)

セルライト(Cellulite)は、主に女性の腹部、臀部、大腿部に不均一かつブロック状に存在するといわれる皮下脂肪。美容業界、健康食品業界において盛んに用いられているが、医学用語ではなく、また医学的にも存在は確認されていない。

た行

体脂肪

脂肪組織(しぼうそしき)は、脂肪細胞で構成された疎性結合組織の解剖学的用語である。主な役割は脂肪としてエネルギーを蓄えることであるが、外界からの物理的衝撃を吸収することで重要な器官を保護したり、外界の温度変化から断熱して体温を保ったりする機能も持つ。近年はホルモンを作り出す重要な内分泌器官としても注目されており、TNFαやレプチン、最近発見されたレジスチンやアディポネクチンなどの産生に関与する。

代謝

代謝(たいしゃ)とは、生体内の化学反応のことで、体外から取り入れた物質から他の物質を合成したり、エネルギーを得たりする。同化と異化がある。新陳代謝ともいう。代謝経路としては、解糖系、β酸化、TCA回路、電子伝達系などがある。

炭水化物

炭水化物(たんすいかぶつ、英:carbohydrates、独:kohlenhydrate)または糖質(とうしつ、英:saccharides)は、単糖を構成成分とする有機化合物の総称であり、タンパク質、脂質、核酸に並ぶ重要な生体物質である。炭水化物の多くは分子式が CmH2nOn で表され、Cm(H2O)n と表すと炭素に水が結合した物質のように見えるため炭水化物と呼ばれる(かつては含水炭素とも呼ばれた)。定義としては、炭水化物は糖およびその誘導体の総称であり、分子式 CmH2nOn で表されない炭水化物もある。そのような例としてデオキシリボース C5H10O4 が挙げられる。また、分子式が CmH2nOn ではあっても、ホルムアルデヒド (CH2O, m = n = 1) は炭水化物とは呼ばれない。今日では総称として糖質ないしは糖とよばれる場面の方が多くなっている。
栄養学的あるいはエネルギー代謝以外の糖質の事項については(例えば、化学的、分子生物学的性質)記事 糖に詳しい。
炭水化物は主に植物の光合成でつくられる。

ターメリック(ウコン)

ウコン(鬱金、宇金、郁金、玉金)は、香辛料、着色料、生薬として用いられるショウガ科ウコン属の多年草。秋ウコン、キゾメグサ(黄染草)とも。学名 Curcuma longa [ syn. C. domestica ]。英語名ターメリック (turmeric)。
インド料理のカレーに使われることから、ヒンディー語・ウルドゥー語・グジャラーティー語のハルディ (Haldi) でも知られる。他に、沖縄方言のウッチン、インドネシア語・マレー語のクニッツ (kunyit)、ハワイ語のオレナ (?lena) などでも知られる。
「鬱金」の原義は「鮮やかな黄色」。呉音「ウッコン」が転訛しウコンとなった。

トリプトファン

トリプトファン(Tryptophan)はアミノ酸の一種で、2-アミノ-3-(インドリル)プロピオン酸のこと。略号は Trp または W。
側鎖にインドール環を持ち、芳香族アミノ酸に分類される。蛋白質構成アミノ酸で、必須アミノ酸の一つである。糖原性・ケト原性を持つ。多くのタンパク質中に見出されるが、含量は低い。NAD(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド。生体内において、酸化還元酵素に関与する補酵素として重要)をはじめ、セロトニン・メラトニンといったホルモン、キヌレニン等生体色素、また植物において重要な成長ホルモンであるインドール酢酸、などの前駆体として重要。
トリプトファンの代謝は極めて多様であり、また複雑である。大きく分けて、
セロトニン経路 脳・腸・マスト細胞。セロトニン・メラトニンの合成に向かう経路。
グルタル酸経路 肝臓。エネルギー源として完全分解にいたる経路。
NAD 経路 肝臓。NAD の合成に向かう経路
蛋白質合成 全身。
の4つの系統に分類される。

トレオニン

トレオニン (threonine) はアミノ酸の一種で、側鎖にヒドロキシエチル基を持つ。読みの違いでスレオニンと表記されることも多い。略号は Thr または T。
極性無電荷側鎖アミノ酸に分類される。必須アミノ酸の1つ。穀物中のトレオニン含量は比較的高いが、消化吸収が悪い。糖原性を持つ。
光学活性中心を2つ持つため4つの異性体がある。すなわち L-トレオニンには2つのジアステレオマーが存在するが、(2S,3R) 体のみが L-トレオニンと呼ばれる。(2S,3S) 体は天然にはほとんど存在せず、L-アロトレオニン (L-allo-threonine) と呼ばれる。
側鎖のヒドロキシ基にグリコシル化を受け、糖鎖を形成する。
トレオニンキナーゼの作用によりリン酸化され、ホスホトレオニンとなる。
トレオニンを多く含む食品としてカッテージチーズ、鶏肉、魚、肉、レンズマメが挙げられる。

な行

肉体改造

身体改造(しんたいかいぞう、Body Modification)は、文化的背景や習慣、ファッションとして身体の形状を変更すること。類義語には人体改造や肉体改造などがある。

肉離れ

肉離れ(にくばなれ)とは、急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋繊維の一部が損傷する疾患のこと。痛みや腫れ、運動障害をもたらす。スポーツをしている最中に起こりやすい。肉離れの大半は下肢に起こる。大腿四頭筋・ハムストリングス・腓腹筋などに多く発生する。
原因は、自家筋力の強力な筋収縮(ちぢむこと)による筋肉の部分断裂である。直接的な外傷による打撲とは異なる。
自覚症状があまりなくても、肉離れが起こっていることもあるので、専門家(医師・柔道整復師)の診断が必要である。また、痛みがなくなった場合でも再発しやすく、最後まで十分に治療することが大事である。スポーツ再開までには、軽症でも数週間、重症では数ヶ月間を要する。
治療には薬物を使うこともあり、器具を使う電気刺激や温熱療法などもある。リハビリ風の訓練をすることもある。素人が「安静だけで済む」と思い込むのは妥当ではない。きちんとした治療が必要である。

乳酸

乳酸(にゅうさん、lactic acid)は有機化合物で、ヒドロキシ酸の一種。IUPAC置換命名法では 2-ヒドロキシプロパン酸(2-Hydroxypropanoic acid) と表される。

は行

ハイキング

ハイキング(Hiking)は、健康のため、あるいは知らない土地を見聞したり、自然の風景や歴史的な景観を楽しむために軽装で、一定のコースや距離を歩くことをいう。ウォーキングともいい、近年は高齢者の健康維持(health promotion)のために推奨されている。小高い丘や山を越えたり、その中腹を横切るといったコースもあり、山歩きと一部その活動は重なる部分もある。
ハイキングをする人をハイカーという。

半膜様筋

半膜様筋(はんまくようきん、Semimembranosus )は人間の下肢の筋肉。
坐骨結節から起こり、半膜様筋腱は内側側副靭帯の下方で3部に分かれ、第1部は前方へ向かって脛骨の内側顆へ行き、半膜様筋腱の第2部は膝窩筋の筋膜に移行する。第3部は斜膝窩靭帯として関節包の後壁へ入り込む。三分割された停止部のことは深鵞足とも呼ばれる。この筋は2関節性の筋として半腱様筋に似た作用をもっている。
支配神経は脛骨神経(L5~S2)である。
作用としては股関節の伸展、膝関節の屈曲・内旋を行う。
大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋の3つの下腿後面にある筋を合わせてハムストリングスという。ハムストリングとも呼ばれるが、一般的にはハムストリングスと言われており、この他に大内転筋を含むこともある。ハムストリングスとは「もも肉のひも」という原意である。これはハムを作るときに豚などのもも肉をぶらさげるために、これらの筋の腱が使われたことから由来している。

ヒスチジン

ヒスチジン (histidine) はアミノ酸の一種で2-アミノ-3-(1H-イミダゾ-4-イル)プロピオン酸のこと。名前はギリシャ語で「組織」という意味。
塩基性アミノ酸の一種で、必須アミノ酸。糖原性を持つ。側鎖にイミダゾイル基という複素芳香環を持ち、この部分の特殊な性質により酵素の活性中心や、蛋白質分子内でのプロトン移動に関与している。蛋白質中では金属との結合部位となり、あるいは水素結合やイオン結合を介してとしてその高次構造の維持に重要な役割を果たしている。 ヒスタミンおよびカルノシン生合成の前駆体でもある。

ビタミン

ビタミン(Vitamin、ヴァイタミン)は、生物の生存・生育に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称である。ほとんどの場合、生体内で合成することができないので、主に食料(植物や微生物、肝臓や肉など)から摂取される。ビタミンが不足すると、疾病が起こったり成長に障害が出たりする(→ビタミンの欠乏症)。ビタミンの所要量が定められており、欠乏症をおこさない必要量と、尿中排泄量の飽和値によって見積もられている。成人の場合、1日あたりの必要摂取量は mg ~ μg の単位で計る。

必須アミノ酸

必須アミノ酸(ひっす-さん)とは、その動物の体内で合成できず、栄養分として摂取しなければならないアミノ酸のこと。必要アミノ酸、不可欠アミノ酸とも言う。

肥満

肥満(ひまん、obesity)とは一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状況、あるいは体脂肪が過剰に蓄積した状況を言う。体重や体脂肪の増加に伴った症状の有無は問わない。肥満は病気とされている。

ピラティス・メソッド

ピラティス・メソッド (Pilates method) は、1920年代に、ドイツ人従軍看護師ジョセフ・ピラティスが開発したエクササイズ。ヨーガ、ビリーズブートキャンプと並び、アメリカ三大フィットネスに数えられるほどの人気を博している。

腹横筋

腹横筋(ふくおうきん)は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。内腹斜筋の深層に存在し、下位肋骨、鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、水平に外側に向かって走り、腱膜に移行して腹直筋鞘に付着する。
下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。

腹筋

腹直筋(ふくちょくきん、Rectus abdominis)は、腹部の筋肉のうち前腹壁の中を走る前腹筋の一つ。一般的に腹筋(ふっきん)として知られる。
恥骨の恥骨結合部、および恥骨結節上縁を起始とし上方に向かい第5~第7肋軟骨と剣状突起に付着する。途中で3~4個の腱画により分画されている。
体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与している。 Rectus abdominisは、「rectus=まっすぐな」、「abdomen=腹」よりきている。

不飽和脂肪酸

不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん、unsaturated fatty acid)とは、1つ以上の不飽和の炭素結合をもつ脂肪酸である。不飽和炭素結合とは炭素分子鎖における炭素同士の不飽和結合、すなわち炭素二重結合または三重結合のことである。天然に見られる不飽和脂肪酸は1つ以上の二重結合を有しており、脂肪中の飽和脂肪酸と置き換わることで、融点や流動性など脂肪の特性に変化を与えている。また、幾つかの不飽和脂肪酸はプロスタグランジン類に代表されるオータコイドの生体内原料として特に重要である。

ペプチド

ペプチド(独: Peptid, 英: peptide; ペプタイド, ギリシャ語の πεπτο? (消化できる)に由来する)は決まった順番で様々なアミノ酸がつながってできた分子の系統群である。1つのアミノ酸残基と次のそれの間の繋がりはアミド結合またはペプチド結合と呼ばれる。アミド結合は典型的な炭素・窒素単結合よりもいくらか短い、そして部分的に二重結合の性質をもつ。なぜならその炭素原子は酸素原子と二重結合し、窒素は一つの非共有電子対を結合へ利用できるからである。生体内で産生されるペプチドはリボソームペプチド、非リボソームペプチド、消化ペプチドの3つに大別される。

ベンチプレス

ベンチプレスとは、上半身を鍛える代表的なウェイトトレーニングの種目である。
ベンチプレスを行うだけでも上半身の筋肉の60%~80%を鍛える事ができると言われており、主に大胸筋、上腕三頭筋、三角筋前部が鍛えられる。

ボディビル

ボディビル(ボディビルディング、英語:bodybuilding)は筋肉繊維をウェイトトレーニング、カロリーの摂取そして休養を組み合わせることによって発達させる過程のことである。ボディビルを行う人をボディビルダーと呼ぶ。スポーツとしては「ボディビル競技会(コンテスト)」と呼ばれ、ボディビルダーたちは彼らの肉体(physiques)を審査員に披露し、審査員は審美的造型に基づいて得点をつける。審美的、というのは、胸回りが何センチあるか、と言った尺度ではなく、全体的な形の美しさで審判するという意味である。
有名なボディビルダーには俳優としても活躍したアーノルド・シュワルツェネッガー、ルー・フェリーノ(en:Lou Ferrigno)などがいる。

ま行

無酸素運動

無酸素運動(むさんそうんどう; Anaerobics)とは、有酸素運動ではない運動であり、以下の2種類を含む。乳酸系 - 解糖系により、グリコーゲンを酸素を使わずに乳酸に分解し、エネルギーを生成させる。陸上競技のロングスプリントと呼ばれる400メートル競走や中距離走は主にこれをエネルギー源とする。 非乳酸系 - ATP-CP系代謝により、ATPをエネルギー源とする瞬発力。陸上競技の100メートル競走では、主にこれをエネルギー源とする。

メチオニン

メチオニン(methionine, メサイオニン)は必須アミノ酸のひとつで、側鎖に硫黄を含んだ疎水性のアミノ酸である。
血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用がある。ピルビン酸へと代謝する経路が存在するため、糖原性をもつ。
硫黄移動経路によりシステイン、カルニチン、タウリンの生合成や、レシチンのリン酸化などリン脂質の生成に関与する。メチオニンが不適切な変換を受けると動脈硬化症が起こることがある。メチオニンはキレート剤でもある。メチオニンの誘導体である S-アデノシルメチオニン (SAM) はメチル基の供与体としてはたらく。
対応するコドンが単一なアミノ酸は2つだけであり、1つは AUG でコードされるメチオニン、もう1つは UGG でコードされるトリプトファンである。コドン AUG はリボソームに mRNA からのタンパク質翻訳を「開始」させるメッセージを送る開始コドンとしても重要である。結果として真核生物および古細菌では全てのタンパク質のN末端はメチオニンになる。しかしながら、これは翻訳中のタンパク質に限るものであり、普通は翻訳完了後に修飾を受けて取り除かれる。メチオニンはN末端以外の位置にも出現する。
メチオニンを多く含む食物として果物、肉、野菜、ナッツ、マメ科の植物があげられる。特にホウレンソウ、グリーンピース、ニンニク、ある種のチーズ、トウモロコシ、ピスタチオ、カシューナッツ、インゲンマメ、豆腐、テンペに豊富に見られる。肉類では鶏肉、牛肉、魚肉など大部分のものに含まれる。

や行

有酸素運動

有酸素運動(ゆうさんそうんどう;Aerobics)は、生理学、スポーツ医学、健康増進等の領域で、主に酸素を消費する方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動をいう。また、「十分に長い時間をかけて心肺機能を刺激し、身体内部に有益な効果をもたらすことのできる運動」とも定義される。有酸素運動では、クエン酸回路により、体内の糖質や脂肪が酸素とともに消費される。これに対して、酸素を消費しない方法で筋収縮のエネルギーを発生させる運動を無酸素運動(むさんそうんどう; Anaerobics)という。多くのスポーツは有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を持つ。

ら行

ラットプルダウン

ラットプルダウン(lat pull down)は、ウエイトトレーニングの種目の一つ。専用のラットプルマシンを使用し、上腕二頭筋・広背筋・菱形筋・僧帽筋・大円筋・小円筋・脊柱起立筋群などを鍛えるもの。
ラットプルマシンの構造はチンニング(懸垂)を自分の体重ではなく調整可能なウエイトを使用して行うようにしたものと考えるとよい。自己の体重以下に負荷を引き下げることが可能なため、チンニングではトレーニング負荷が強すぎるウエイトトレーニング初心者などには効果的な種目である。懸垂と同じように背中に存在する多くの筋肉群に同時に刺激を送ることができる。

 

初心者はどうしても前かがみになって腹筋でマシンのバーを引き下げようとしたり、また逆に後ろへ倒れてバーに体重をかけようとしてしまうが、どちらも間違ったやり方であり、トレーニング効果は半減してしまう。胸は軽くそらす程度にして構え、腕を引き下ろすときには背中の肩甲骨の間隔を狭めるように意識して腕を引き寄せる。バーは首の付け根の少し下あたりにぶつけるような感じで引き下ろすのが正しいやり方であるが、初心者には感覚がつかみづらいため、できればトレーナーの指示を仰ぐのがよい。

リシン

リシン (英: lysine) はα-アミノ酸のひとつ。側鎖に 4-アミノブチル基を持つもの。略号は Lys あるいは K である。リジンと表記あるいは音読する場合もある。(だたし、リジンはドイツ語読みであるため、現在ではリシンと表記および音読するのが正しい。)
側鎖にアミノ基を持つことから、塩基性アミノ酸に分類される。タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸である。植物性蛋白質における含量が低く、動物性蛋白質摂取量の少ない地域での栄養学上の大きな問題となっている。ケトン生産性を持つ。
ヒトの1日あたりの必要量は 1-1.5 グラムである。リシンが欠乏するとビタミンB群の1つ、ナイアシンの不足を招く。これによりペラグラ(ニコチン酸欠乏症候群)にかかることがある。サプリメントとしてヘルペスの予防にも利用される。
穀物中には含まれないが、豆類には豊富である。魚にも多く含まれる。多量のリシンを含む植物には以下のようなものがある。

 

バッファロー・ゴーアド(Buffalo Gourd, ウリ科の植物)の種 -- 10,130-33,000 ppm
クレソン(オランダガラシ) -- 1,340-26,800 ppm
ダイズの種 -- 24,290-26,560 ppm
イナゴマメの種 -- 26,320 ppm
インゲンマメの芽 -- 2,390-25,700 ppm
モリンガの芽 -- 5,370-25,165 ppm
レンズマメの芽 -- 27,120-23,735 ppm
シカクマメの種 -- 21,360-23,304 ppm
アカザの種 -- 3,540-22,550 ppm
レンズマメの種 -- 19,570-22,035 ppm
ルピナスの種 -- 19,330-21,585 ppm
キャラウェイの種 -- 16,200-20,700 ppm
ホウレンソウ -- 1,740-20,664 ppm
リシンは蛋白質分子に対してメチル化やアセチル化による翻訳後修飾を行う。コラーゲンはリシンの誘導体であるヒドロキシリシンを含む。細胞から分泌が行われる際に、小胞体またはゴルジ体におけるリシン残基の O-グリコシル化が特定の蛋白質に印を付けるのに使われる。
哺乳類においてはα-ケトグルタミン酸によるアミノ基移動を経て代謝され、アセチルCoAを与える。バクテリア分解によって脱炭酸を受け、カダベリンとなる。

ロイシン

ロイシン (leucine) はアミノ酸のひとつで、側鎖にイソブチル基を持つ。白色結晶となることから、ギリシャ語で『白い』を意味する ""leuco"" にちなみ命名された。英語式発音を音訳すると「リューシーン」となる。
タンパク質構成アミノ酸で、必須アミノ酸。疎水性アミノ酸、非極性側鎖アミノ酸で分枝アミノ酸に分類される。ケト原性を持つ。
幼児では生長、成人では窒素平衡に必須である。タンパク質の生成・分解を調整することによって筋肉の維持に関与する。

ローテーターカフ

回旋筋腱板(かいせんきんけんばん Rotator cuff)は肩甲骨の前面と後面からおこる4つの筋、すなわち肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋の腱のことをいう。回旋腱板または、英語のカタカナ表記でローテーター・カフともいう。

英数字

AHA

ヒドロキシ酸の一種(--さん、hydroxy acid)はヒドロキシ基を併せ持つカルボン酸の総称であり、ヒドロキシカルボン酸、 オキシ酸、アルコール酸などと呼ばれる場合もある。ヒドロキシ酸類は生体内に広く分布する。

BMI

ボディマス指数(ボディマスしすうボディマスしすう, Body Mass Index, BMI)は、体重と身長の関係から算出した、ヒトの肥満度を表す指数である。
身長をt[m]、体重をw[kg]としたとき、BMIはで表される。tはm単位であって、cm単位ではないので注意が必要。
例えば、身長160cm・体重50kgの場合
160cm=1.6m 50kg÷(1.6m×1.6m)=19.5となる。
日本肥満学会によると、BMIが22の場合が標準体重である。BMIが25以上の場合を肥満、BMIが18.5未満である場合をやせとする。

 

BMIの計算式は世界共通であるが、肥満の判定基準については国により揺らぎがあり、アメリカでは25以上を「標準以上(overweight)」、30以上を「肥満(obese)」としている。
多様な肥満の病態を、身長と体重の関係のみに抽象して算出されるこの指数には自ずから限界がある。内臓肥満はメタボリック症候群の原因でありながらこの数値に表れにくいこともあり、隠れ肥満となる場合がある。こういった問題は残されているものの計算式が簡便なこともあり、成人の肥満の指標として多用されるもののひとつである。身長が高ければ体重も重いはずなのでこの計算でいけば必ず限界点は発生するため、あくまで体格のみの指標と言える。

DHA

ドコサヘキサエン酸( -さん、Docosahexaenoic acid、略称 DHA )は、不飽和脂肪酸のひとつ。6つの二重結合を含む22個の炭素鎖をもつカルボン酸 (22:6) の総称であるが、通常は生体にとって重要な 4, 7, 10, 13, 16, 19 位に全てシス型の二重結合をもつ、オメガ3脂肪酸に分類される化合物を指す。
魚油に多く含まれ、日本人は魚類を食べることによって多く摂取していたが近年は減少している。それに伴い「摂取することで健康になるまたは頭がよくなる」としてサプリメントや菓子などに添加されているが、そういう向きに眉をひそめる人もいる。

DHEA

デヒドロエピアンドロステロン(Dehydroepiandrosterone、略称 DHEA)とは、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種である。 アンドロゲン(男性ホルモン)活性としてはテストステロンの約5%である。成人女性においては、アンドロステンジオンとともに主要なアンドロゲンとして重要である。
昭和の時代、前立腺癌増殖は男性ホルモンの中で最も生理活性が高いテストステロンによって促進されると考えられていた。1993年頃になると前立腺細胞内においては、男性ホルモンの15%程度が DHEA と言われていたが、前立腺癌診療ガイドライン(2006年版、日本泌尿器科学会編)にはその40%を占めると述べられている。泌尿器科医師による前立腺癌の存在を否定されていない壮年男子が DHEAサプリメントを服用した場合、もし前立腺癌が存在すれば増殖を促進させてしまうことが危惧されている。
DHEAはテストステロンやエストラジオールと同様に性ステロイドホルモンであり、生体内でコレステロールを原料として生合成される。

EPA

エイコサペンタエン酸(Eicosapentaenoic acid、EPA)またはイコサペンタエン酸(Icosapentaenoic acid)は、ω3 脂肪酸の一つ。ごく稀にチムノドン酸(Timnodonic acid)とも呼ばれる。EPAは、5つのシス-二重結合をもつ20炭素のカルボン酸である。
EPAは、プロスタグランジン、トロンボキサン-3、ロイコトリエン-5(すべてエイコサノイド)の前駆体である多価不飽和脂肪酸の1つである。

GABA

γ-アミノ酪酸(ガンマ アミノらくさん)または4-アミノ酪酸(IUPAC名 4-aminobutanoic acid)は、アミノ酸のひとつで、主に抑制性の神経伝達物質として機能している物質である。
γ-アミノ酪酸には4種類の異性体が存在する。英語名の γ(gamma)-aminobutyric acid の頭文字をとった略称 GABA(ギャバ)が一般的に広く用いられている。

 

脊椎動物の中枢神経系では、主に海馬、小脳、脊髄などに存在し、また節足動物・甲殻類でも神経伝達物質として用いられている。シナプスでは、シナプス前膜から放出され、後膜の膜上にあるGABAに対する受容体蛋白質と結合して作用を発揮する。GABAは、脳内でグルタミン酸のα位のカルボキシル基が酵素反応により除かれることによって生成される。また、血液脳関門を通過しない物質であることがわかっており、体外からGABAを摂取しても、それが神経伝達物質としてそのまま用いられることはない。血圧を低下させる作用からか抑制系の反応が現れることもある[1]。また線虫では興奮性の神経伝達物質として機能することも明らかとなった。
γ-アミノ酪酸と結合するGABA受容体としては三つのサブタイプが知られており、それぞれGABAA受容体、GABAB受容体、GABAC受容体と呼ばれてい

GI値

グリセミック指数(glycemic index)とは、炭水化物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値である。
1981年にデヴィッドJ.ジェンキンズ博士らが、食品による血糖値の上がり方の違いを発見し提唱した。
グリセミック・インデックスまたはGI値とも表現される。後に、炭水化物の量も考慮したグリセミック負荷が考案されている。

GOT

グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ (Glutamic Oxaloacetic Transaminase) - AST(アスパラギン酸アミノ基転移酵素)とも呼ばれる。
アスパラギン酸アミノ基転移酵素(アスパラギンさんアミノきてんいこうそ、Aspartate Amino Transferase ; EC 2.6.1.1)は、グルタミン酸とアスパラギン酸をオキサロ酢酸とα-ケトグルタル酸に相互変換する酵素である。ASTまたはGOT(Glutamic Oxaloacetic Transaminase:グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)とも呼ばれる。
主にミトコンドリア内で働く m-AST と細胞質基質で働く s-AST に分類される。
人体では、肝細胞をはじめとして赤血球、心筋、骨格筋などに分布する。そのためこれらの細胞が破壊された場合に血液中に流出するため、血中濃度を測定することで肝障害などの程度を知ることができる(逸脱酵素)。

L-システイン

システイン (cysteine) はアミノ酸の1つで、2-アミノ-3-スルファニルプロピオン酸のこと。側鎖にチオール基を持つ。チオセリンとも言う。略号は C あるいは Cys。酸性条件下では安定だが、中・アルカリ性条件では微量の重金属イオンにより容易に空気酸化されシスチンとなる。酸化型のシスチンと対比し、還元型であることを明らかにするために CySH と記されることもある。
親水性アミノ酸、中性極性側鎖アミノ酸に分類される。含硫アミノ酸。蛋白質構成アミノ酸のひとつで、非必須アミノ酸。糖原性を持つ。

 

少量ではあるが大部分の蛋白質にみられる。誘導体である N-アセチル-L-システイン (NAC) は一般的なサプリメントであり、抗酸化剤のグルタチオンへと代謝される。システインの名はシスチンから付けられたが、これはギリシャ語で膀胱を意味する kustis に由来する。シスチンは腎臓結石から最初に単離された。
赤唐辛子、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、芽キャベツ、オート麦、小麦胚芽に含まれる。体内ではメチオニンから作り出される。

L-カルニチン

カルニチン(carnitine)とは、生体の脂質代謝に関与するヒドロキシアミノ酸。
立体異性体のうち L-カルニチンのみが生体では利用される。以下は特に断らない限りL体について記述する。分子式は C7H15NO3、分子量 161.20、CAS登録番号(L体)541-15-1
肉食により補給されるが、L-カルニチンはアミノ酸の L-リシンと L-メチオニンから生合成されるので、成長期あるいは出産期以外には特に補給する必要はない。食肉の中では、ヒツジ肉やカツオ肉に比較的豊富に含まれる。
脂肪酸はミトコンドリア膜を通過する前に酵素カルニチンアシルトランスフェラーゼの作用により細胞質内のアシルCoAがアシルカルニチンへと変換されてから、ミトコンドリアマトリックス内へと膜を通過する。その後ミトコンドリア内において再びカルニチンアシルトランスフェラーゼの作用により、アシルCoA が再生される。脂質代謝の補因子であるためかつてはビタミンBT と呼ばれたが、現在ではこの呼称はほとんど用いられていない。
近年は脂質代謝に関与することからダイエット用サプリメントとして注目を浴びている。もともと体内で造られている微量成分だが、加齢の問題や現代の多忙な生活の中で、不足しがちになると言われる。男性より女性に不足する傾向があり、肥満体型の人も不足傾向にある。アメリカの研究では1日500ミリグラム程度の L-カルニチンが必要だとされている。

pHバランス

水素イオン指数(すいそイオンしすう)又は水素イオン濃度指数とは、物質の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値である。pH(potential Hydrogen, power of Hydrogenの略)という記号で表される。pHの読みはピーエイチ(英語読み)、またはペーハー(ドイツ語読み)。日本では1957年にpHのJIS を制定する際に読みがピーエイチに定められたが、ペーハーの読みも依然用いられる事が多い。
特に断らない場合は水溶液中での値を指す。なお、pH=7 の場合は中性と呼ばれる。pH値が小さくなればなるほど酸性が強いとされ、逆にpH値が大きくなればなるほどアルカリ性が強いとされる。

SPF

SPF(Sun Protection Factor)(UVB防御指数)
紫外線のうちUVB波の防止効果を表す指標。紫外線を浴びた際にできる皮膚の赤い斑点ができるまでの時間を何倍に長く出来るかを表したもので、具体的には、赤い斑点が現れるまでに20分程度かかる人がSPF10の日焼け止めクリームを塗った場合、20×10=200分(3時間強)の日焼け止め効果が期待できるということになる。日本ではSPF50を超える能力が有意に認められる場合はSPF50+と表記することになっているが、海外では50以上の数値をそのまま表示する商品も多い。

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